バナナを使ったお菓子のレシピを探してネットを漂流していたら、偶然、美味しいバナナマフィンのレシピを見つけました。Preppy Kitchen というサイトのBanana Muffinsです。このマフィンのレシピは私もおいしいと思うし、食べた人にもおいしいと好評です。そして簡単。すぐ出来ます。バナナ消費にもってこいのレシピです。
バナナマフィンの材料について
小麦粉
アメリカのレシピで使われる小麦粉は「All Porpose Flour(オールパーパスフラワー)」と言って、パンもお菓子も同じ小麦粉です。日本でいうところの中力粉らしいですが、私が作った感じでは、中力粉、フランスパン用準強力粉 リスドォル、強力粉 カメリヤでも美味しく出来ました。薄力粉では試していません。タンパク量10%以上がいいと思います。
バナナ
バナナはシュガースポットが出たものを使った方が美味しく出来ますが、冬などは熟すまでに時間がかかります。Peppy Kitchenにオーブンを使って熟したバナナをすぐ作る方法が載っていました。「178℃(350°F)に温めたオーブンで約10分焼いて、バナナの皮を真っ黒にする。粗熱をとったあと、潰して使う」そうです。熟してないものでもそれなりに美味しく出来ます。
卵
私はお菓子を作る時は基本、L玉を使います。特に理由はありません。一般的に黄身は約20グラム(L玉、M玉とも)、白身はM玉約30グラム、L玉約40グラムらしいです。
しっとりふわふわマフィンの作り方・レシピ
材料
小麦粉(中力粉または準強力粉) | 180グラム |
グラニュー糖 | 150グラム |
ベーキングパウダー | 小さじ1 |
ベーキングソーダ(重曹) | 小さじ1 |
塩 | 小さじ3/4 |
シナモン | 小さじ1 |
バナナ | 3本程度 |
バター | 113グラム |
卵(L玉) | 2個 |
バニラエクストラクト | 小さじ1 |
作り方
このレシピは粉系と水分系を別々に合わせておいて最後に混ぜるというやり方です。なので簡単。
ネットでいろいろレシピを探していて気づいたのは、アメリカのレシピは豪快です。
あまり「粉をふるって」とか「切るように混ぜる」とかありません。最初から最後までホイッパーで混ぜていきます。
粉系を合わせて混ぜる

小麦粉、グラニュー糖、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、塩、シナモンを合わせて混ぜます。
水分系を合わせて混ぜる

バナナをフォークで潰します。少し粒々が残るくらいが美味しいですが、これはお好みです。

バターをレンジでチンして溶かします。熱すぎると、次に入れる卵が煮えてしまうので、粗熱を取ります。

バナナ、卵、バニラを溶かしバターに入れて混ぜます。
水系に粉系を混ぜる


型に入れる

焼く
オーブンを220℃に熱して5分焼いたあと、温度を170℃に落として15分焼いたら出来上がりです。オリジナルレシピでは「華氏425度(摂氏218度)で5分焼いたあと、温度を華氏350度(摂氏176度)に落として15分」ですが、うちのオーブンは10℃刻みなのでこの温度で焼きました。
材料準備したらすぐ作れるのでとても便利なレシピです。
まとめ
日本人の中には「アメリカのお菓子は大雑把で美味しくない」と思っている人も多いと思います。私も実はそうでした。でも、いろんなレシピを試してみてそんなことはないと実感しています。このバナナマフィンのレシピも、今まで作った中で一番美味しいと感じているレシピです。ただし、砂糖の量は多めです。ですが砂糖の量をむやみに減らすと美味しく出来ません。砂糖は甘味だけでなく、お菓子をふわふわにする役目もありますコンビニなどで売っているお菓子がふわふわなのは相当量の砂糖が入っていると思われます(私の個人的な考えです)。
コメント